中学・高校入試赤本

【愛知県公立高校入試の国語について】
愛知県公立高入試の国語では，正答率50％未満の問題が全体の約20％を占めています。
また，2023年度からマークシート方式になったことで，記述式問題が無くなり，難度の高い選択式問題も出題されるようになりました。 正答率50％以上の問題を確実に解くことはもちろんですが，50％未満の問題を得点に結びつけることが合格へのカギとなります。
正答率50％未満の問題を学習して得点を伸ばそう！

【本書の構成】
国語において，正答率50％未満の問題の内訳は，論理的文章，文学的文章，古文・漢文，国語の知識の順になっています。

本書では，このうち論理的文章，文学的文章，古文・漢文の三章構成とし，それぞれ「出題例」「類題」「実践問題」を収録しています。

出題例　実際の愛知県公立高校入試で出題された問題のうち，正答率50％未満の問題を「出題例」として掲載しています。解法のカギを用いた解説を読み，解答にいたる方法や選択肢への向き合い方を確認しましょう。

類題　さまざまな公立高校・私立高校入試で出題された問題のうち，愛知県の正答率50％未満の問題とよく似ている選択式問題を中心に厳選し掲載しています。文章量・選択肢がやや短めの類題に集中して取り組むことで，正答率の低い問題の解き方を身につけましょう。

実践問題　「類題」と同じく愛知県の正答率50％未満の問題とよく似ている問題を掲載しています。実践問題では，愛知県と同じくらいか，やや長い文章量・選択肢の設問に取り組めます。愛知県でよく出題される傾向の設問も含んでいるので，「出題例」や「類題」で身につけた解法のカギを用いつつ，より難度の高い問題に取り組み実践力を養いましょう。

解答・解説を活用しよう！　別冊の解答・解説では類題，実践問題の解説を主に掲載しています。
一部の選択問題に，設問全体の解説に加えて，一つ一つの選択肢の内容にまでふみこんだくわしい解き方を載せています。選択肢の解き方は，各章の出題例にて示した解法のカギと同じ方法を用いています。
愛知県はマークシート方式のため，いずれの設問も選択式で，その分だけ読んで考えるべき文章量が多くなっています。
国語の選択問題とどう向き合ったらいいか分からない，答えあわせをするときに何故その選択肢が正解になるのか分からないなど，選択問題で困った時には，ぜひ本書の解き方を参考にしてみてください。　
○解説例

【収録内容】
第一章 論理的文章／第二章 文学的文章／第三章 古文・漢文

2025年7月中旬刊行予定